【筋トレ×論文】トレーニーのお供!『卵』を食べる効果や食べ方を論文を元に徹底解説!

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『卵』はいわゆる完全栄養食』とも呼ばれ

良質なタンパク質脂質ビタミンミネラルなどを

バランス良く含んでいる食材の1つです

その為『卵』を食べると

運動パフォーマンスや筋量が向上する事は

みなさんご存知だと思いますが

しかし実は、卵には運動面以外にも

様々な健康面でのメリットもあります!

そんなメリット5つと

『卵』を食べる際の注意点を

解説していきたいと思います!

もくじ

卵の知られていないメリット

1.食べ過ぎを自動的に防ぐ

「2005年・2008年 アメリカのセントルイス大学」の研究

結論

朝食に卵を食べる事で、

食べた後の24時間の間、

満腹感を高い状態にキープする事ができ、

自動的に食べ過ぎを防ぐ事が

出来ると報告されています

 参考論文1URL 参考論文2URL

このメカニズムは次の論文の研究で明らかになっており

「2010年 アメリカのコネチカット大学」の研究

結論

メカニズムとしては、

『卵』を摂取する事で『グレリン』

と呼ばれる、食欲を上げるホルモンを

抑制しながらより安定した血糖値と

『インスリン反応』を引き起こす事が

出来る為食欲が抑えられると報告されました

  参考論文URL

 その為、この卵の特性をいかすと

減量期の時期に、朝『卵』を食べる事で

空腹感を感じにくくなり

比較的楽に減量を

進められる可能性があります

しかし、これにはメリットばかりではありません

注意点としては、増量期の時に

『卵』を朝食べてしまうと、

いわゆる『ハードゲイナー』のような、

食べても太れない人は、

卵によって食欲が抑えられてしまい

思ったように体重を

増やせないかもしれません

この様に卵は栄養価も高く

食べやすい食べ物ですが

食欲を抑えてしまう可能性もあるので、

人によっては扱い方に注意が必要です!

2.ストレスや不安感を軽減

「2004年 アメリカのワシントン州」の研究

結論

『卵』に多く含まれている

『リジン』を摂取する事で、

不安とストレスレベルを

大幅に低下させる事が

分かっています。

 参考論文URL

リジン

集中力アップや疲労回復効果、成長ホルモンの分泌促進など

さらに米中心の生活である日本人のとって

『リジン』は不足している栄養素なので

積極的に摂る必要があるでしょう

3.炎症レベルを低下させる

 ウェイトトレーニングなどの高強度運動や

マラソンのような長時間の運動をすると

運動の数時間後、『炎症性サイトカイン』

と呼ばれる物質が急激に増加します

この『炎症性サイトカイン』

と呼ばれる物質は、

筋肉に悪影響を与える物質です

次の論文によると

「2017年 中国」の研究

結論

『炎症性サイトカイン』

筋タンパク質の合成を促す

mTOR』を抑制してしまいます。

そして更に筋タンパク質の分解を促す

『UPP』を活性化させてしまう事が

分かっています。

 参考論文URL

 その為、筋トレにより

『炎症性サイトカイン』の放出が増えてしまうと、

筋肉の分解が進んでしまう事が分かっています。

しかし『卵』を食べる事で

この炎症レベルを低下させる事が

出来る可能性があります

実際次の論文の研究によると

「アメリカ コネチカット大学」の研究

結論

『卵』に含まれる

『リン脂質』が炎症レベルを

下げる可能性が報告されています

その為、少しでも筋肉を増やしたい

そして減らしたくもない

という人は『卵』を摂り

筋肥大効果を抑え込んでしまう、

『炎症サイトカイン』のケアを

行なった方が良さそうです!

4.脳に必要な栄養素を補う

 『卵』に含まれる

『コリン』という栄養素は

脳の機能や記憶力に関与する栄養素で

現代の日本人において

慢性的に不足している事が分かっています

その上、『コリン』

筋肉を動かす時に必要になる

『アセチルコリン』と言う神経伝達物質を

合成する時の材料になるので、

筋肉とも密接に関係している栄養素です

この『コリン』は日本ではまだ

ほとんど注目されていない栄養素ですが

欧米では研究が進んでおり、

健康に不可欠な栄養素として

認められています!

5.視力低下を防ぐ

  『卵』に含まれる2つの抗酸化物質である

『ルテイン』『ゼアキサンチン』は、

『目』に強力な保護効果をもたらします

この『ルテイン』『ゼアキサンチン』

『卵』の卵黄にのみ存在

20代の若い人でも

十分に発症する可能性のある

白内障のリスクや、歳を取るにつれて

可能性の上がる『黄斑変性症』のリスクを

大幅に軽減する事が分かっています

実際、次の論文で

「2006年 アメリカのマサチューセッツ大学」の研究

結論

毎日平均1.3個の卵黄を

4週間半食べた参加者は、

『ゼアキサンチン』の血中濃度が

142%増加し、

『ルテイン』

50%増加した事を確認しました

  特に最近の研究では

若い時からスマホやゲーム

目を使い過ぎている人は

将来的に視力低下のリスク

高いと言われているので

『卵』を積極的に

食べる事をオススメします!

とゆうことで

この通り『卵』を食べる事で

トレーニングだけではなく、

健康面にも素晴らしい効果を

得る事が出来る可能性があります!

 しかし、『卵』は『コレステロール』が高いため

食べ過ぎは健康に悪いのではないか?

という様な話も話題にあがります!

なのでここからは

『卵』を食べる時の注意点について

解説していきます!

卵を食べる時の注意点

「2010年 厚生労働省」の発表

発表

『卵』に多く含まれる

コレステロール』心臓病脳卒中

リスクを高める可能性があるので、

制限する必要があると

言われてきました!

 その為『卵』は1日2個が摂取の上限でした!

しかし、この摂取制限に対する科学的根拠は

ほとんどありませんでした!

その為日本を含む世界中で

『卵』と『コレステロール』の

関係性についての研究が進み

ついに『卵を食べすぎると

病気になる問題』に決着がつきました!

結論

ズバリ、現代の栄養学では

全卵3個までは多くの研究で

安全が証明されています

そして、全卵3個以上の摂取は

安全とは言い切れない

結論付けられています

卵の安全性についての論文によると

「2013年 アメリカのコネチカット大学」の研究

結論

『卵』を1日1〜3個摂取しても、

病気の原因である

『悪玉コレステロール』

70%の人で上昇せず、

残りの30%の人も、

わずかに上昇しただけ

という報告もあります

 そして更に、次の論文でも

「2007年 アメリカ」の研究

結論

『オメガ3」の多い『卵』を摂る事で

中性脂肪の数値

下がる事も分かっています

 その為科学は、1日あたり最大3個の全卵が

安全である事を明らかにしています!

この通り1日3個までであれば

安全である事が明らかですし

さらに次の論文では

「アメリカのコロラド大学」の調査

結論

『卵』の大量摂取による

健康被害の可能性も

低いと言われています

実際この調査では

1日あたり25個の『卵』を食べた

88歳の男性は、

正常なコレステロール値で

非常に健康的でした。

また

毎日5個以上の卵を何年も食べ続けている

『なかやまきんに君』も動画で

『コレステロール値』に

異常が無い事を語っています。

 その為、『卵』の大量摂取による

健康被害が起こる可能性は低いです。

 しかし『卵』で30%の人が

『悪玉コレステロール』の上昇を経験した通り、

人によっては悪影響が

出てしまう可能性も

十分にあると思います。

なのでもし『卵』を

1日4個以上食べる場合

この記事を参考に

果たして自分には

どういったスタイルが合っているのか

健康診断の結果や体調などを考えた上で

『卵』の摂取量を調整してみて下さい!

まとめ

メリット

・運動パフォーマンスの向上

・食べ過ぎを防ぐ

・ストレスや不安を軽減

・炎症レベルを下げる

・脳の栄養素

・視力低下を防ぐ

卵を食べると病気になる問題

・1日3個以下の摂取であれば健康上問題が無い

・しかし、1日3個を超えると健康被害が起こる可能性がある

・1日3個以上の『卵』の摂取は健康診断の結果や体調などを考えた上で調整する

とゆう事でこれからも筋トレ初心者トレーニーに対して

筋トレについての知識を発信して

少しでもお役に立ちたいと思いますので

今後ともよろしくお願い致します。

筋トレがブームではなく文化に!!

モットーに頑張って行こうと思います!

最後までご視聴ありがとうございました!!